飼いたい小動物の中でもベスト10に入るチンチラ。その仕草と円らな瞳を見ると、疲れも吹っ飛びそうです。また綺麗な毛並みが特徴でいつまでも撫でていたいです。この愛らしいチンチラですが意外にもペット歴は浅く、ウサギやハムスターなどに比べると新参者です。にもかかわらずベスト10に入る程ですからその可愛さが伺えます。

今回はそんなチンチラについて紹介します。一体どういう動物なのか、また飼育する上での注意点などをピッキュウと見て参りましょう。

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チンチラについて

チンチラはネズミ目チンチラ科の動物で体長25cm前後、体重400~600g、耳が大きく尾の長さは体長の3分の2程あります。体毛は種類により色が異なりますが、毛穴1つから70~80本もの細くフサフサした毛が生えています。食性は草食で夜行性です。

チンチラの特徴

性格は人懐っこく好奇心旺盛です。小さい時から飼えば懐き方も全然違い、名前を呼ぶと寄って来たり膝の上に乗って来る事もします。結構賢い動物ですね。また鳴き声も静かで人間の生活音の方がうるさく思えます。

体臭や排泄の臭い

チンチラには獣特有の臭いがあまりしないので、獣臭が気になる方には嬉しい限りです。おしっこはほぼ同じ場所でします。チンチラでいう縄張りみたいなものでしょうか。人間には分からない程ですがチンチラには分かる臭いなのです。ですから床に敷いたものを全て変えずに少し染みついたものを残しておいた方がチンチラも安心します。

ウンチをする場所は決まっていませんので、あちらこちらでします。形状は体調によりますが大体ウサギのような感じです。これも殆ど臭わず鼻を近づけてわかる位です。とはいえ排泄物ですから掃除は毎日ほどほどに、で問題ないです。

環境次第では20年以上生きる!

チンチラの寿命には幅がありますが、飼育環境が整っていれば20年以上生き、最高寿命は27年という記録があります。ハムスターが平均2~3年、ウサギでも6~10年ですからかなりの高寿命です。

チンチラの弱点

チンチラは南米チリの標高が高い所で生活しています。この為暑さには非常に弱く、温度管理が重要になります。特に梅雨時期から真夏にかけて温度や湿度にも注意しなければなりません。エアコンを除湿モードにするか除湿器を設置し、気温は20~23度位で設定しておいた方が良いでしょう。逆に冬は暖房などはいりません。

人間と逆転の生活

チンチラは夜行性で昼間は寝ています。暗くなると活発になるので、回し車などの遊び道具があれば問題ないです。ただ夜中にガチャガチャ音が聞こえて眠れない事もあるので、寝室と別の部屋にチンチラを置くことをお勧めします。

音に敏感

チンチラの特徴に大きな耳があります。大きな音でストレスになりますので、なるべく静かな場所が良いでしょう。テレビのボリュームを気持ち小さくするといった配慮も必要です。

綺麗好き

チンチラの綺麗な体毛は砂浴びによって清潔に保たれています。ですから飼う時は必ず砂場が必要です。また目の粗い砂だとチンチラの細い体毛には合わず傷んでしまう可能性があります。砂も市販で売っている細目の砂をお勧めします。

齧り木は必ず

チンチラはネズミの仲間です。一生伸び続ける門歯があり、ものを食べたり木をかじったりして削っています。齧り木などがあれば大丈夫ですが、無い場合は噛み合わせが悪くなり、病気になる原因になります。また齧り木も柔らかいものは返って口内の怪我になります。なので硬い齧り木がベストです。

上野動物園のチンチラ

上野動物園のチンチラは西園にある小獣館の地下にいます。ここは夜行性の動物用に暗くしてあるので足元には気を付けて下さい。目が暗闇に慣れたら可愛いチンチラを見る事が出来ますよ。

まとめ

チンチラはペットだけでなく毛皮目的にもされています。チンチラの毛皮と言えば最高級で、肌触りや毛並みの柔らかさで人気があります。現在はワシントン条約により狩猟が禁止されていますが、人工飼育されたものは毛皮として命を落としています。こんなに可愛いのに毛皮で利用されているとは悲しい事です。