『ノースサファリサッポロ』は、2005年(平成17年)民間が運営する“動物園とレジャー施設”として、札幌市南区に開業したものです。この施設は、『ノースサファリ』、『デンジャラスの森』、『アドベンチャー』の3つの施設で構成され、施設内では身近な距離感で“動物たちとの触れ合い”をテーマとした飼育展示を行っています。

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サファリパークとは

サファリパークとは、屋外などの開放的な環境下で動物の生態を見せる、動物園の一形態といえます。一般的には、人が車に乗り施設内を巡回しながら動物を観察するシステムを採っています。アラビア語で『サファリ(safari)』とは“旅をする”という意味なので、正に屋外の動物園を車で見て廻る訳です。

日本のサファリパークは、施設が用意するバスなどに乗り合わせる方式や、自家用車でそのまま施設内に乗り込む方式があります。どちらが良いかは一概にいえませんが、少なくとも自家用車の場合は動物によって傷を付けられるリスクがあります。因みに、わが国で最初にできたのは『宮崎サファリパーク』でしたが、1975年(昭和50年)宮崎県佐土原町(現宮崎市)にオープンし、11年後の1986年(昭和61年)に閉演されています。

なお、1997年(平成9年)『群馬サファリパーク』において、禁止事項を破り自家用車から降りた入場者が“ベンガルトラに襲われ”2名死亡する事故が発生しています。しかし、同じ原因によるサファリパークの死亡事故は、残念ながらその後も起きています。ガラス1枚隔てて生きた動物を見ると、ついつい“怖いもの見たさ”で車から降りてしまうのかも知れませんが、大型の猛獣たちは“ペットのネコ”などとは些か訳が違います。

ノースサファリサッポロとは

ノースサファリサッポロの特徴は、入園時の『免責事項』として施設内で起こった事故や怪我を“自己責任と明示している”ことです。一般の動物園などでは、先ず見ることが無い注意喚起の仕方だといえますが、逆に言えばそれだけ動物と直接触れ合う機会が濃厚ともいえます。但し、小さい子供連れの場合は“怖いと感じる場面”が少なくないので、入場する前によく考えてからチケットを購入することをお勧めします。因みに、『オオトカゲ』、『ヤマアラシ』、『ニシキヘビ』などが展示されているデンジャラスの森への入場は、危険性と隣り合わせの状況があるので“誓約書への署名”が求められます。3つの異なる施設は、以下のようなものです。

(1) ノースサファリ

ノースサファリの単独展示コーナーでは、他の動物園では体験することができない『ゴマフアザラシ』、『ミーアキャット』、『アカハナグマ』などとの触れ合いが出来ます。また、リトル猛獣エリアでは、サーバルキャットとシャムネコの交配で生まれた『サバンナキャット』や野生のヤマネコと短毛のイエネコの交配で生まれた『ベンガル』、或いはイエネコの中で最も大型種といわれる『メインクーン』など、可なり珍しいネコ科の動物たちが見られます。

一方、アフリカゾーンでは、大型動物の定番『ライオン』、『アミメキリン』、『グラントシマウマ』や、絶滅危惧種に指定されている『サーバルキャット』が展示されています。なお、ライオンやベンガルトラについては“鉄柵越しのエサやり”や、動物舎の天井から“釣り竿でのエサやり”など緊張する体感できます。

(2) デンジャラスの森

デンジャラスゾーンには、大変危険度が高い『ミズオオトカゲ』や『シャムワニ』、危険度が高い『インドタテガミヤマアラシ』や『ピラニア』、それと動物のエサにするため飼育している“昆虫の幼虫”で、見た目がとてもグロテスクな『ミルワーム』などが展示されています。

また、ここのゾーンには、『ミミズク』や『フクロウ』の仲間や、『ハヤブサ』や『オオタカ』などのタカやワシの仲間、或いは南米に生息する『コンドル』など多種多様な猛禽類や、それ以外にも北海道にしかいない『キタキツネ』や『エゾタヌキ』などの小動物が展示されています。

(3) ノースサファリアドベンチャー

アドベンチャーゾーンでは、有料メニューのアクティビティが用意されています。因みに、夏季においては『水陸両用車』に乗ったジャングル探検、キャタピラで走行する『DTVシュレッダー』、2輪走行で楽しむ『セグウェイ』、『4輪カート』に乗ったジェラシックランドの探検など、大いにアドベンチャースピリットが試されます。なお、その他にも無料で楽しめる『ジップライン』、『ツリークライミング』、『トランポリン』、『スケボー』などの体験ができます。また、冬期(積雪期)は、ハスキー犬が曳く『犬ゾリ』、『スノーモービル』、『雪上バナナボート』などが楽しめます。

どこでも移動動物園

近くに動物園がない地域に住んでいる子供たちにとっては、ペット以外の動物と触れ合うことが中々出来ません。ノースサファリサッポロではそんな悩みに応えるため、『移動動物園』のサービスを行っています。例えば、格安料金の幼稚園・保育園・学校などを対象とした教育プラン、介護施設などを対象とした福祉プラン、商業施設などを対象とした大規模集客プランなど、各種要望に応じた豊富な実績があります。

むすび

ノースサファリサッポロのキャッコピーは“ふれあい動物園”です。そのため、動物に“突かれたり”或いは“かじられたり”などの事故防止に十分注意する必要があります。万が一、入場者の不注意による怪我や衣類や持ち物の破損若しくは汚損は、全て自己責任となっています。

*所在地:〒061-2273 札幌市南区豊滝469-1
 *URL:http://www.north-safari.com/ver2/index.html
 *電話番号:080-1869-6443
 *最寄り駅:札幌市営地下鉄 南北線真駒内駅⇒バスで豊滝小学校下車(25分)⇒無料シャトルバス