私のイメージですがロバは運搬用、馬は乗用でしょうか。馬は競走馬としては勿論乗馬体験など人と接する機会が多く思えます。また農耕用としても古くから馴染みがあります。そして何よりフォルムがカッコいいですよね。サラブレッドの様にシャープな体形でツヤツヤした毛並みは最高です。

一方ロバですが馬以上に見る機会がありません。また海外では悪いイメージしかなく、馬鹿、愚か者などと例えられて散々です。ロバの方が可愛く見えるのですが……。

今回は評判の悪いロバについてご紹介します。一体馬とどう違うのか、またその生態を、昔馬面と言われたピッキュウと見て参りましょう。

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ロバについて

ロバはウマ目ウマ科の動物で体長約2~2.5m、体重約250kg、尾の長さ40cm弱でウマ科の中では小型です。体毛は灰色や白、赤茶と色々で生息地によって毛の長さは違います。食性は牧草などを食べますが粗食で、水分も長期間摂取しなくても生きていけます。

ロバは約5000年前から移動用や荷物の運搬用として人と共に生活してきました。ロバは力があり傾斜のある場所や悪路も荷物を背負ったまま難なく移動できます。また餌もそんなに与えなくていいので飼育が楽だった事もあります。人間には欠かせないパートナーだったのですね。

ロバと馬は元々同じ種類だった

今から約5000万年前、ヒラコテリウムという柴犬程の大きさのウマの祖先がいました。それから長い年月を経て現在では5亜種9種に分類されています。また馬とロバの遺伝子はほぼ一緒です。

ロバと馬の見た目の違い

ロバと馬の違いはまず大きさで、馬の方が一回り大きいです。耳はロバの方が大きく、鬣はウマの方が長いです。蹄はウマの方が大きくて尾の毛はウマが全体的に長くフサフサした感じになります。ロバは尾の先端部分にしかありません。また鳴き声も馬はヒヒ~ンやブブブッといった感じですが、ロバは笑っている様な奇声を出します。一度ロバの鳴き声を聞いてみて下さい。結構面白いですよ。

ロバと馬の性格の違い

馬は大人しい性格で意外と臆病な点もあり、耳を澄ませ常に周囲の音を聞いています。また人間に従順な所があり、社会性もあります。ですから乗馬や馬同士の集団行動を要する馬車などにも適しています。

対してロバは頑固な性格で、気分屋さんな所があります。いきなり違う道へ向かい、飼い主が元に戻そうとするとテコでも動かない事もあるそうです。馬と違って人間を乗せる程度は出来てもそれ以上高度な事は出来ません。飼育するにはあまり向かないのでしょうか。

アルパカのようなロバ

フランスの南部には面白いロバがいます。名前をポワトゥーロバといい、かつては絶滅寸前にまで数を減らしたロバです。今では500頭程にまでその数を増やしています。このロバの特徴は体毛がドレッドヘアの様な感じで、普通のロバと違いずっと伸び続けます。この為羊やアルパカの様に人間が毛刈りしないと地面に着くほど伸びます。かなり動きづらそうです。

まとめ

牧場などでウシやウマはよく見かけますがロバは見かけません。性格上の問題なのでしょうか。他の2頭の様に人間と生活していない事が日本史上の謎とも言われています。