アリってそんなに美味しいのでしょうか。私ピッキュウは食べた事はありませんが、南米やアフリカ、北米やオーストラリアでは食料の1つとされています。

日本でも昭和30年代に海外向けで「チョコアンリ」というアリが入ったチョコレートを製造していました。アカマツアリを油で炒め、塩で味付けしたものをチョコの中に入れたものです。一粒に約20匹のアリが入っていて甘酸っぱいとの事です。しかも金額が一粒180円だったそうで、当時タバコが30円、ビールが110円位ですから相当高級なチョコです。

話が逸れましたが今回はオオアリクイについてです。どんな動物かその特徴について紹介していきます。

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オオアリクイとは

オオアリクイはアリクイ亜目オオアリクイ科の動物で、体長は大きいもので120cm前後、体重40kg位、尾の長さは90cm近くまであり、アリクイの中で最大種です。体毛は鼻先から耳の辺りまで毛はありませんが、それ以外は粗く長い毛で覆われています。特に尾の毛は約30cmにもなる長さです。毛色は全体に黒かこげ茶で喉から肩の辺り、前肢と前肢から肩にかけて線の様な白い毛があります。

オオアリクイの特徴である長い吻ですが歯はありません。代わりに60cmにもなる長い舌があります。この舌には粘着性のある唾液を含んでおり、これで餌を絡みつかせて食べます。

オオアリクイの視力はあまり良くありませんが、聴覚、嗅覚は発達しています。通常単独で昼間に行動しますが、人間の生活圏付近では夜間に行動します。また見た目とは裏腹に泳ぎが得意です。

オオアリクイの生息地と食性

は南アメリカのチリ、アルゼンチン、ウルグアイを除く地域と中央アメリカのホンジュラスより南に分布しており、草原や湿地帯などで生活しています。食性はアリやシロアリが主で昆虫やその幼虫、果実なども食べます。

オオアリクイの強靭な爪

オオアリクイの前肢には4本の鈎爪があり、この爪でアリ塚を破壊してアリを食べます。また肉食獣に対してもこの爪で応戦します。後脚のみで立ち上がり、大の字になって敵を威嚇します。さすがの肉食獣もあの爪と立ち姿を見たら避けますね。

オオアリクイは超高速食い

アリ塚を破壊してアリが反撃して来るタイミングが分かっているのでしょう。オオアリクイは塚を壊すと、1分間に約160回もの速度で舌を出し入れしてアリを食べます。またアリがいなくならない様にアリ塚の破壊は最小限に止めています。賢いですね。因みに1日の摂取量は約3万匹です。

沖縄に行ったイワベエ

2015年の11月9日に上野動物園で飼育していたオオアリクイのイワベエが沖縄こどもの国へと行ってしまいました。現在上野動物園にはオオアリクイはいませんが、ミナミコアリクイたちがイワベエの分も頑張っています。仲はイマイチですが・・・。

まとめ

生後6か月ほどの子供は母親の背中に乗って移動します。人間で言えばおんぶされている状態でしょうか。中々カワイイ光景なので一度見てみたいものです。