耳はウサギで顔はカンガルーっぽく、鼻はブタの様な何だかよく分からない珍獣ツチブタ。全体的にはアリクイの様にも見えますが、それにしては毛が短すぎです。正面から見るとちょっと間の抜けた表情で可愛く見えます。意外に飼ってみると愛着が湧きそうですね。ちなみにお値段は数百万円との事です。今回は色んな動物を掛け合わせたかの様なツチブタを紹介します。何科の動物でしょうか、またその生態について純日本人のピッキュウと見て参りましょう。

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ツチブタとは

ツチブタ目ツチブタ科の動物でこの種のみしかいません。体長は約1~1,5m、体重約50~80kg、尾の長さは50~60cmあります。生息地はアフリカのサハラ砂漠より南の地域に生息しています。

顔の特徴としては15~20cmもある大きな耳と長い吻で、鼻先の形はブタの様です。また前歯や犬歯がなく臼歯しかなく一生伸び続けます。体毛は全身灰色っぽい感じです。ツチブタは単独行動で夜行性、食性は白アリやイナゴなどを食べます。餌を求めて何十kmも移動する事もあります。

穴掘りに適した爪

ツチブタの前脚には土を掘りやすい様になった爪があります。匙(さじ)のような形で非常に頑丈です。この爪で自分の巣穴を掘ったりします。また後脚も前脚で掻き出した土を蹴り飛ばす力を持っています。掘った巣穴の長さは何mにもなり最大で10m近くにもなります。また危険を察知すると、僅か数分で自分が隠れる程の穴を掘る事が出来ます。モグラといい勝負が出来そうですね。

アリクイのような長い舌

好物のシロアリを食べる為でしょうか、ツチブタの舌は30cm近く出す事が出来ます。強靭な爪で蟻塚を破壊し、出て来た蟻をこの舌で捕ります。ツチブタの舌は粘着性があり、蟻を舌にくっ付ける感じで食べます。トリモチのような唾液でしょうか。

優れた聴覚のツチブタ

ツチブタの聴覚は非常に優れており、天敵の肉食獣を事前に察知出来る他、好物であるシロアリが移動している音を聞くことが出来ます。蟻の足音を聞けるのはツチブタ位でしょう。

ツチブタの頭は脆い?

主食が蟻だけに顎の力がないツチブタ。このせいか頭蓋骨は脆く、強く叩いただけで死に至ります。どの位脆いのは分かりませんがパニックになって逃げる際、木にぶつかり死んだ程ですから相当な脆さです。

ヨシコとアルディ

上野動物園にいるツチブタのヨシコとアルディはよく寝ています。時間帯によりますが、とにかく寝ています。夜行性ですから仕方ないのですが、せめて昼夜逆転の生活をさせて欲しいです。せっかくのカワイイ姿が撮れません。

さいごに

今回ツチブタについてでしたが、いかがでしたか。ツチブタの能力を見てますます何の動物か分からなくなったと思います。きっと動物の良い所を集めた結果かもしれません。ただ頭蓋骨は強化した方がイイですよ。