不思議ちゃんや問題児、有能な子など数多くのフレンズたちが登場する「けものフレンズ」の中でも、かわいい食いしん坊といえば、ニシツノメドリのパフィンちゃんですね。よちよちとした歩き方は特徴的でお菓子などの食べ物が大好きなフレンズです。作中でも描かれている鮮やかな色づかいは、実物のニシツノメドリを反映しており、表情もとてもユーモラスです。ここでは、自然の中で暮らすパフィンちゃんについてご紹介します。

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ニシツノメドリとは

北大西洋と北極海に分布。フェロー諸島やアイスランド、北アメリカ北東部、北極圏からフランス北部などの沿岸部で繁殖します。体長30cm前後、体重380g~490gほどで、目の部分に角(ツノ)のように見える模様があることから、「ツノメドリ」と命名されました。顔や胸、腹部から下尾にかけて白色、頭部から背中は黒色です。嘴の鮮やかな色彩は繁殖期にあらわれ、繁殖期以降は地味な色となります。ギザギザな嘴の縁は、くわえたエサを落とさず、「花飾り」と呼ばれる柔らかい黄色い部分は、口を大きく開けるために適しています。
寿命は18年~20年が一般的ですが、30年以上生きた記録も残る。

食べ物と繁殖

食べ物は主に魚類です。イカナゴやニシン、イワシやカラフトシシャモなどを嘴を巧みに使って、大量に咥えます。水中で羽ばたくように翼を使い、深さ50m~70m、2分間程潜ることができます。海洋にいるとき、嘴から油をだし体に付けることで水分を弾き、羽が濡れることを防止。3月中以降からの繁殖期には、場所によっては7万羽ちかくにも及ぶ集団繁殖地を形成します。求愛行動として互いに嘴をたたき合い一夫一妻制です。また、一度つがいになると生涯添い遂げるとされています。5月~7月に卵を産み、1個の産卵が一般的です。抱卵期間は40日前後オスとメスがおこない、孵化したヒナは、約40日で巣立ちますが、ヒナの巣立ちを待たずに親鳥は巣から離れます。5年ほどで成鳥となり、繁殖をむかえます。

おわりに

ここまで、自然の中で暮らすパフィンちゃん、ニシツノメドリについて紹介しました。
けものフレンズに登場するパフィンちゃんもかわいいですが、実物もちょっと困ったように見える表情でかわいいですね。口いっぱいに魚をくわえて、岩場を歩く姿は見ていて微笑ましいです。同時に、繁殖期におこる嘴の変化や環境に対応した体の作りは、かわいいだけではない自然に生きるニシツノメドリの逞しさを感じさせますね。