国内はではペットとしても人気の高いリス。日本で飼われている小動物ランキングでも、ベスト10に入る動物です。海外ではディズニーのキャラクターとしても人気を誇っています。小さな体で小刻みに動く様子や、エサを両手で持ってガシガシ食べている所、エサで頬が膨らんでいる姿なんか見ていると、飼いたくなるのも分かります。私ピッキュウも子供の頃、友達とリスを捕まえに行った事がありました。当然見つける事も出来ませんでしたが・・・。そんな可愛さ満載のリスですが、今回ご紹介するのは二ホンリスです。シマリスの事じゃないの?と思われる方もいらっしゃると思いますので、今からご説明いたします。

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二ホンリスについて

齧歯目リス科リス属の動物で別名ホンドリスと言います。体長約20cm、体重約300g、尾の長さは体長の4分の3ほどありフサフサしています。体毛は季節によって変わり、夏は赤褐色で、冬は灰褐色になり耳先端部分の毛が伸びます。また喉から腹や尾の先端は白色です。手足と指が長く鋭い鈎爪を持っていて耳が大きいのが特徴です。

食性と行動

ドングリやクルミ、松ぼっくりが好物で他に若葉・木の実・果実・きのこ類、また昆虫や小鳥の卵も食べます。また秋口になるとドングリやひまわりの種などを地中に埋め、冬の食料を確保する貯食行動をします。備えあれば患いなしですね。普段単独で行動し、1~2月の繁殖期にはパートナーと一緒に行動します。朝・夕が最も活動する時間帯で、冬眠せず一年中行動します。樹上生活をする動物で木の枝や樹皮、苔などで作った巣を作ります。

二ホンリスの生息地

かつて二ホンリスは北海道を除く本州、四国、九州に生息していましたが、現在確実に生息しているのは本州・四国で、九州は生存が確認されていません。また中国地方以西の個体数は減少しています。

減少の原因

以前は食用や毛皮の為に狩猟されていましたが、第2次大戦以降はその数が減少し1994年には狩猟鳥獣から外されました。近年では宅地・道路開発の森林伐採、松くい虫による松の木の被害などで生息地を追いやられ減少しています。

外来種による影響

日本固有のリスは北海道産のエゾリスやエゾシマリス、本州・四国に生息している二ホンリスの3種のみです。しかしこの他にも外来種であるキタリス、チョウセンシマリス、タイワンリスが野生化して生息しています。外来種が増える事によって、二ホンリスとの競合や交雑といった生態系の変化が問題視されています。

さいごに

各地域では二ホンリスの保護活動が行われている一方、外来種のタイワンリスは駆除の対象とされています。神奈川県では深刻な問題で、鎌倉市では捕獲用のワナを無料で貸し出している程です。同じリスの仲間なのに何だか複雑な心境ですね。