動物園と言えば、ゾウやライオンやキリンがいて、広い敷地でお弁当を食べて・・・というイメージがあると思います。ところが今、日本にはゾウが居ない動物園から、ゾウばかりが居る動物園まで、それぞれ特徴のある施設としてレジャーやデートに人気のスポットとなっています。今日はそんな動物園の特徴やオススメを、動物ライターのタケイヌが厳選してお伝えします。

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そもそも動物園の定義とは?いくつあるの?

動物園とは概ね「動物を生きたまま展示飼育し、一般に公開する施設」という定義のようなものがありますが、実は法的に定められた基準は無いようです。ですので、我々一般の人間が「動物園を作ろう」と思えば、もちろん野生動物を飼育展示する為の法的な資格や許可は必要になりますが、作ることができます。とはいえ、世界的に見て「減りゆく野生動物を守り、増やし、大切にしていこう」という志は高まっており、日本にも「日本動物園水族館協会(JAZA)」という会が発足していて、動物の扱いや飼育展示方法の一定基準を持ち、横の繋がりを大切にしています。このJAZAに加盟している動物園だけで91施設(2017年5月現在)あり、加盟していない小規模または商業施設としての動物園も国内に多数存在しています。

公営動物園・民営動物園それぞれの違い

さて、同じJAZA加盟の動物園でも、公営と民営があるのはご存知でしょうか?公営動物園は都道府県や市町村が運営している動物園で、幅広い年代に利用してもらう為、比較的入園料が安く設定されています。また、その歴史は古く、日本で初めての公営動物園は明治15年に開園した上野動物園で、元々が市民や県民が動物について学ぶための学習施設として開園しました。上野動物園に続いて各地で公営動物園が開園しましたが、公営動物園は全体的に古くからの施設が多く「キリンやゾウやライオンが檻の中にいて、見ることができる」というオーソドックスなスタイルの動物園がほとんどです。次に民営動物園とは、一般企業や団体が運営する営利目的の施設になり、入園料は高くなりますがレジャー施設として様々な形で展開されています。例えば車で色々な動物が住んでいる所に入ることができる「サファリパーク」、ゾウを専門的に扱い、ショーや繁殖に力を入れている「市原ぞうの国」や、希少な動物パンダの繁殖で日本一の成果を挙げている「アドベンチャーワールド」など、斬新なアイデアや方法で来場者を楽しませる工夫が見られます。

公営VS民営動物園?どっちが面白い?

それではここで、公営VS民営と題して、それぞれのオススメ動物園をお伝えしたいと思います。筆者が選んだ民営代表「富士サファリパーク」日本にはサファリと名の付く施設だけで6箇所もあります。檻の中の動物を見るのとは違い、広々としたサファリゾーンに人間が入っていくという形は、動物達の自然な姿を見ることができてポイントが高いですね。中でも富士サファリパークが力を入れているのは、ライオンの赤ちゃんを直接触ることができるイベントや、エサを与えることのできるサファリバス、またナイトサファリという夜に入園して動物を見ることができるイベントは人気があり、公営の夕方には閉園してしまう動物園では体験できない点は大きなポイントですね。

公営だって負けません!「よこはま動物園ズーラシア」1999年に開園した、比較的新しい公営動物園です。昔ながらの檻による飼育はほとんど無く、広大な敷地にそれぞれの動物が住む環境に合わせた展示方法を見ることができます。動物が住む環境に近い、広い!と言うことは、その動物が隠れることのできる場所が沢山あり、悪く言えば「動物がいるのに見えない動物園」とも言えます。
しかし、それだけ自然な形や姿で、ライオンやトラ、珍しいオカピなどを、たったの800円(大人料金)!で、ゆっくりと見ることができるのはとってもお得ですね。

動物が好きなら、どんな動物園でも楽しめる!

このように公営でも民営でも、それぞれ色々な特徴があり、動物が好きなみなさんならそれぞれの施設を十分楽しむことができると思います。まずは近所の動物園から・・・そして見たい動物にポイントを絞って「オリジナル動物園ツアー」などに行ってみてはいかがでしょうか?