ワニに対してのイメージは財布などの革製品でしょうか。ワニは一度掴んだものを離さない、という事から“金運を離さない”とも言われています。ワニがロゴマークの衣類なども有名ですね。最近ではお昼の情報番組で、伊豆の熱川バナナワニ園で販売しているワニTシャツが話題となっています。しかし海外ではそんなイメージはなく、ワニによる食害が問題視されています。最近では2016年に米フロリダ州のディズニーワールドの人工池で、2歳の男児がワニに襲われ死亡するという痛ましい事件も起こっています。人をも襲うワニ。やはり生物最強なのでしょうか。また何種類いるのでしょうか。その生態は?今回はワニについてピッキュウがご紹介します。

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ワニ最強伝説|ワニの特徴

特徴としては長く大きな吻(ふん:口やその周辺が突出した部分)や、扁平な長い尾と硬い鱗で覆われた背中です。目と鼻は水面に出るような形をしています。水中では四肢を体に付け尾を左右に振りながら泳ぎます。陸上では主に体温調節のために上がり、口を大きく開けています。またワニは繁殖期や、子供が危険を察する時に鳴きます。爬虫類の中では最も社会性があります。生息地は熱帯や亜熱帯地域の淡水域で、種類によっては海岸に生息しているものもいます。

ワニ最強伝説|ワニの種類

大きく分けて3種類でクロコダイル科、アリゲーター科、ガビアル科で8属23種に分類されます。

クロコダイル科クロコダイル属

イリエワニ、ナイルワニ、アメリカワニ、キューバワニ、オーストラリアワニ、フィリピンワニ、アフリカクチナガワニ、ヌマワニ、ニューギニアワニ、モレレットワニ、オリノコワニ、シャムワニの12種です。獰猛な種が多くイリエワニ、ナイルワニは「人喰い」で有名です。ワニの中でも大きい種が多く、イリエワニ、ナイルワニ、アメリカワニ、オリノコワニは最大6m以上にもなります。

クロコダイル科コビトワニ属

ニシアフリカコビトワニの1種で全長約2m、性格は温和でおとなしいのが特徴です。

クロコダイル科マレーガビアル属

マレーガビアルの1種で全長約3.5~4m、細長い吻が特徴で臆病な性格です。

アリゲーター科アリゲーター属

アメリカアリゲーター、ヨウスコウアリゲーターの2種で、アメリカアリゲーターは最大全長約6mも成長し、人を襲うこともあります。ヨウスコウアリゲーターは全長約2mで、人を襲った事はありません。中国の固有種で、唯一ユーラシア大陸に生息するワニです。

アリゲーター科カイマン属

メガネカイマン、クチビロカイマン、パラグアイカイマンの3種で、メガネカイマンは全長約2.5mで目の間に突起があり、メガネに見える事でこの名前になりました。パラグアイカイマンは全長約1.5~2mの小型のワニで、巣を作り産卵し、子育てをします。クチビロカイマンは全長約2~2.5mで、大きさの割には俊敏な動きで獲物を捕らえます。

アリゲーター科クロカイマン属

クロカイマンの1種で体長約4.5m、その名の通り背中は黒です。革乱目的で乱獲され、減少しています。

アリゲーター科コビトカイマン属

ブラジルカイマン、コビトカイマンの2種で、ブラジルカイマンは全長約1.7mでワニの種類では珍しく日光浴をしません。コビトカイマンは全長約1.2~1.4mでワニの中では最小種です。

ガビアル科ガビアル属

インドガビアルの1種で体長4~6m、細長い口の先端に瘤状の物があります。歯の本数はワニの中で最多です。

ワニ最強伝説

現在生息している動物の噛む力を測定した結果、ワニが最も強い事が判明しました。ワニの大きさにもよりますが、最大で約2tもの力と言われています。また全長4~5mにもなると、大型の哺乳類を水中に引きずり込むパワーもあります。
最強の顎の力に加えてもう一つの必殺技が“デスロール”で、獲物が死ぬまで回転する事からこの名前がつきました。獲物を銜えた状態で体を回転して引き千切り食べます。背中の鱗は非常に硬く銃などで撃っても致命傷には至りません。またワニの尾の一撃も強力です。まさに最強ですね。

上野動物園のワニたち

現在飼育されているワニはイリエワニ、マレーガビアル、ニシアフリカコガタワニの3種です。2016年にニシアフリカコガタワニの卵が孵化しました。同園では5年ぶりの誕生で、4頭の赤ちゃんワニが新たに仲間入りしました。可愛いですよ。

まとめ

ワニの種類やその強さについて紹介しましたが、最強という名にふさわしい能力ですね。あと意外な情報としてワニの近縁はなんと鳥類です。共に主竜類に属しているそうで、絶滅した翼竜や恐竜などが同種との事です。もしかしたら翼のあるワニがいるかも知れませんね。