『お店で出て来る馬刺しは、競走馬の肉』という噂が人気となっておりますので、馬が脇腹に愛咬をしてくれたお礼に首筋を咬んでいた脱線型ライターきよいが知りうる限りで実際に行われている事柄をお伝え致します。日本国のサラブレッド競馬には、大きく分けて、『中央競馬』『地方競馬』の二つが存在しております。この記事の中では、『中央競馬』と、『地方競馬』の違いから貴方様にお伝えして行き、おもに、『中央競馬』に所属するサラブレッドについて書かせて頂きます。

『中央競馬』と、『地方競馬』の違いって?

テレビでよく目にするのは日本国が管轄する中央競馬(通称JRA)で御座います。
対し、地方競馬とは、地方自治体や組合が行っている競馬となります。

次にレースの賞金額について触れさせて頂きます。
・中央競馬の最高賞金
ジャパンカップ・有馬記念:3億円
・地方競馬の最高賞金
東京大賞典・JBCクラシック:8千万円

全て格付けは同じGⅠとなっており、その差額からも中央競馬と地方競馬の差を感じて頂ける事と存じます。

『中央競馬』に所属している馬達の殺処分の方法は?

中央競馬に所属しているサラブレッドの殺処分となりますと、レースや調教中に大怪我を負い回復が困難と判断された場合に適応される、『予後不良』処置になります。
こちらに関しましては定められた手続きを行った後に、麻酔薬を打ち筋弛緩剤などの薬物を用い安楽死処分となります。

引退した馬達は?

引退した馬達の中で繁殖や功労馬などとして牧場に委託された場合、穏やかな日々を過ごす事となるのですが、その間に病気や牧場内での事故、馬主の方針などで殺処分となりますと、麻酔薬などを使う事で馬主や牧場関係者などの経済を圧迫するとの人間側の都合が優先され、余程馬に愛情を持っている関係者に恵まれた馬でなければ、直接消毒薬を血管内に打ち込まれ殺処分とされる場合がほとんどとなっております。

馬刺しにならない理由は?

麻酔薬・筋肉弛緩剤・消毒薬、どれであろうとも毒物であることに変わりは御座いません。400kgを超える動物を殺すだけの毒物を血管に直接打ち込んだ場合、肉や脂は汚染され危険性が高いため、現在の日本国において、それらを利用した商売をすることはリスクが高いので御座いますそれらのことから競走馬サラブレッドの中で中央競馬に所属し直接牧場へ委託されそこで死亡した馬達が、馬刺しとなり提供される可能性は極めて低いのです。

中央競馬を日本国が管轄している以上、そちらに所属している間のサラブレッドに一定の配慮をしなければ、動物愛護を掲げる他国との国際問題に発展しかねません。
所属から外れている、若しくは外れた馬達に関しましては、国が関与するところに無いので御座います。また、汚染された肉を用いて商売することを制限し、日本国民の健康を守るのも国家の義務なのです。

競走馬サラブレッドとして過ごした後に馬刺しとなる馬達も存在しております。また、生まれ落ちた瞬間から引退後までに、存在自体を消される馬達も多数おり、そちらの一部に関しましても、『サラブレッドが馬肉になるって話は都市伝説なの?』にてお伝えして行きます。この記事をお読みになった上でお忘れにならないで頂きたい事が御座います。
『中央競馬』と『地方競馬』を作っているのも、競馬関係者の経済を左右しているのも私達なのです。そして、日本国自体を構成しているのもまた私達に他ならないのです。