ペンギンと聞いて浮かんでくるイメージはどのようなものでしょうか。海中を機敏に泳ぎ回るシーンや極寒の中じっと卵を温める姿はテレビ番組に取り上げられています。動物園や水族館でみることのできる、陸を歩く独特でコミカルなスタイルは、子供に限らず、大人にも人気があります。それでは、ペンギンにはどのような種類がいるのでしょうか。今回は、野生に生息するペンギンの種類をご紹介します。

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野生で暮らす・いろいろなペンギンを紹介

ペンギンは一般的に6属18種類に分類されますが、亜種のとらえ方により16~17種とする場合、さらに細分化し25の種と亜種を設定するケースもあります。それぞれの種類によって、生息する場所も極寒の地から暖かい地域とさまざまです。ここからは、主流の6属18種類をベースとして、それぞれの属から1種類を取り上げます。いろいろなペンギンを見ていきましょう。

エンペラーペンギン属

コウテイペンギンとキングペンギンの大型2種類が属しています。コウテイペンギンは、ペンギンの中で最も大きく、体長100〜130cm・体重30〜40kg、南極大陸の氷の上で生活をします。卵を1つだけ生み、極寒の地で仲間と身を寄せ合い、卵を温める姿は各メディアで紹介され有名です。海中に潜り、オキアミや魚、イカなどを食べます。

コウテイペンギン

フンボルトペンギン属

フンボルトペンギン・ケープペンギン・マゼランペンギン・ガラパゴスペンギンの4種類が属しており、日本の水族館で見かけるのは、南アメリカに生息するフンボルトペンギンです。このうちガラパゴスペンギンは、赤道直下のガラパゴス諸島、熱帯地域に生息しています。体長48〜53cm・体重2〜2.6kg、甲殻類やイワシなどの小魚を捕食します。

フンボルトペンギン

アデリーペンギン属

アデリーペンギン・ジェンツーペンギン・ヒゲペンギンの3種類が属し、アデリーペンギンは、目の周りの白い輪のような模様が特徴的です。体長60~70cm・体重3.7〜7kg、南極大陸の沿岸や周辺の島々に分布し、イカやタコ、魚やオキアミなどを食べます。

ヒゲペンギン

マカロニペンギン属

マカロニペンギン・イワトビペンギン・ロイヤルペンギン・スネアーズペンギン(ハシブトペンギン)・シュレーターペンギン・フィヨルドランドペンギンと、最も多い6種類が属しています。属の特徴として頭部に黄色い冠羽(飾り羽)を持ち、イワトビペンギンは、さらに黒い冠羽も持っています。体長50〜58cm・体重2.5〜4.2kg、キャンベル島などに生息。巣を岩場に作り、岩を飛び跳ねて移動します。

イワトビペンギン

キガシラペンギン属

キガシラペンギンの1種類のみで、ニュージーランドに生息。体長66〜78cm・体重5.5〜6kg、ペンギンの仲間では最も個体数が少ないペンギンです。頭部の明るい黄色が名前の由来であり、目が明るい黄色のためキンメペンギンとも呼ばれています。

キガシラペンギン

コガタペンギン属

コガタペンギン・ハネジロペンギンの2種類が属し、名前の通りどちらも体の小さいペンギンです。ニュージーランド、オーストラリアの南岸に生息する、コガタペンギンは最も小さな種類で、体長40〜45cm・体重0.5〜2kgです。小型の魚やイカ、タコなど浅いところにいる獲物を捕まえます。

コガタペンギン

おわりに

ここまで、ペンギンにはどのような種類がいる?として、いろいろなペンギンを紹介しました。日本の水族館や動物園で、見ることのできるペンギンは限られていますが、世界には多くのペンギンの仲間がいます。各地でたくましく生きるペンギンに思いをはせるのも楽しみ方の一つですね。