北極にはどのようなイメージを持っていますか。美しい景色ながらも凍った海や厳しい環境など、なかなか動物がくらしているイメージは浮かんできませんね。すぐに浮かんでくるのは、白い大きな体を持つホッキョクグマくらいでしょうか。ところが実際には、小さくかわいらしいウサギの仲間や有名な映画にも登場したフクロウの仲間もすんでいます。
ここでは、北極にすんでいる動物の種類や生態について紹介します。

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北極の動物:北極とは?

地球の北半球にありマイナス70℃にもおよぶ氷の世界です。大陸ではなく海が凍った広大なエリアを指します。北極点は北緯90度、地球の一番北にあり北極海の真ん中にあります。同じ氷の世界、南極大陸はその名の通り大陸が凍った場所です。観測基地もあり、犬ぞりやスノーモービルなどで移動することができます。それでは、北極圏にすんでいる動物を見ていきましょう。

北極の動物:ホッキョクグマ

北極にすんでいる動物では一番有名ではないでしょうか。シロクマとも呼ばれる由来となっている白い毛は、実際には透明で光の散乱によって白く見えています。体は大きく、最大700~800kgになる場合もあります。優れた嗅覚を持っており、海中から呼吸のために浮かんでくるアザラシなどの臭いをキャッチして、事前に待ち構えるなど狩りの名人です。

野生のホッキョクグマってどんな生活をしているの?

北極の動物:ホッキョクウサギ

平均的な体長は43~70cmでウサギの仲間では大型に属します。丸まっている姿はとてもかわいらしいホッキョクウサギですが、立ち上がった姿は長い足のため一般的なウサギのイメージと異なります。その長い足を活かし、時速60km以上で走ることができます。
芽や果実、コケや草本などを食べ、6月にはいると子ウサギを出産。子ウサギは独立できる状態になるまで母ウサギと生活します。

北極の動物:シロフクロウ

映画「ハリーポッター」にでていたフクロウといえば、イメージできる方も多いのではないでしょうか。北極圏に広く分布しますが、季節によってはユーラシア大陸や北アメリカ大陸へ移動します。フクロウのなかでも最大級の大きさで、翼を広げると1.5メートル近くになります。基本的には単独行動で、平らな氷上や氷塊、岩の上など遠くが見渡せる場所を好み、めったに木にはとまりません。主にレミングなど小型のネズミを捕食します。

北極の動物:ホッキョクキツネ

思わず息をのむほど、美しく神秘的な姿です。その美しい白い毛は、相手に姿を気づかせないカモフラージュの役割も果たしています。北極圏全体で姿がみられ、マイナス70℃の環境でくらせるほど強い耐性です。魚やレミング、ライチョウやワモンアザラシの幼獣など、基本的になんでも食べます。雪や氷の溶ける季節になると、ホッキョクウサギと同じく毛が生え変わり、環境に合わせた褐色やグレーの毛色へと変化します。

おわりに

ここまで、北極にすんでいる動物の種類や生態について紹介しました。寒さの厳しい北極のなかでも、動物たちは元気にくらしています。今回ご紹介したほかにも多くの動物たちがくらしています。地球温暖化による影響やブームによるペット化など問題はさまざまです。安易な気持ちで接するのではなく、真摯な態度を心掛けるべきでしょう。