小顔でスリム・長い脚と尾、全身薄い黄色に黒い斑点が特徴のチーター。好きな動物ランキングで、アフリカのサファリガイドさん400人にアンケートした結果、堂々の2位にランクインしました。当然国内でも人気でチーターに関連したグッズなども販売されており、広島市の安佐動物園では「チーターアイスドーナツ」というチーターの顔をしたドーナツがスイーツ女子の間で話題になっています。国内外で人気のチーターですが、普段どんな生活を送っているのでしょうか?好きな食べ物は?今回その生態について私ピッキュウがご紹介して参ります。

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チーターの生活

チーターは食肉目ネコ科の動物で、主にアフリカのサハラ砂漠や熱帯地域を除く全土に生息しています。基本単独行動ですが、母親は子供や兄弟で群れを作る場合もあります。
他のネコ科の動物と違い昼間活動するので、狩りも日中です。

陸上動物最速のチーター

チーターの最大特徴といえば爆発的な走行速度です。では実際どのくらいの速度かというと、その個体にもよりますが最大で時速120㎞にもなり、トップスピードのまま500mは走ることが出来ます。走り始めから2秒で時速約70㎞、3秒で最大速度に達しレーシングカーよりも早く加速できるのです。もし狙われたら一巻の終わりですね。

チーターの構造:速く走るため

チーターは早く走れる体の構造を持っています。まずは背骨が伸縮できる柔らかさを持っている事で、背骨自体がバネのような役割をして脚にその力を送っているので、背中も脚の一部と化しています。次に挙げるのが爪です。ネコ科の動物は爪を出し入れする事が出来ますが、チーターは生後10か月頃から出た状態になります。この爪がスパイクの様な働きになるのです。また肉球も硬いのも特徴で滑り止めとしての機能があります。最後がその長い尾で一見邪魔にも思えますが、バランスを取るための重要な役割を果たしています。獲物を追いかける際、相手もジグザグに動いたり突然進行方向を変えたりとするので、バランスを崩さないようにこの尾で調整しています。

チーターは持久力がない?

時速100㎞以上で獲物を追いかければ、かなり高い確率で仕留めることが可能のはずなのですが、長い時間走れるわけではなくトップスピードでの走行は約20秒が限界で、この間に獲物を仕留めなければ狩りを辞めてしまいます。これはチーターの体内温度の上昇が原因でそれを抑えるために中断しているのです。これがスタミナ不足の原因と言われています。しかし体内温度の上昇が原因ではないという結果もあります。それは狩りを途中でやめた時よりも成功した時の方が、体温の上昇は約2倍になったという報告でした。原因はストレスと言われており、チーターは獲物を食べる時異常に周辺を警戒します。これはライオンやハイエナなどから取られない為の行動とされています。

横取りされる

ネコ科の肉食獣は獲物を捕らえると、まず喉元に噛みつき相手を窒息死させそれから食べます。チーターも例外ではないのですが、噛む力が弱いので絶命するまで時間がかかります。そうこうしているとハゲタカに見られ、それを見ていたライオンやハイエナに気付かれてしまい、結果捉えた獲物の半分は横取りされてしまいます。

キングチーター

普通のチーターの模様は黒い斑点ですが、稀に縞模様の個体が生まれる事があります。キングチーターといわれ世界でも数十頭しかいないのですが、日本では多摩動物公園で見る事が出来ます。なかなか珍しい模様なので、是非ご覧になってみては如何でしょうか。

まとめ

いかがでしたか。そのフォルム、身体能力と期待を裏切らない結果だったと思います。しかしその一方でチーターは絶滅危惧種にもなっています。そうならない為により一層の保護活動が必要となります。