白を基調に赤と黒の色合いとまさにトキのカラーリングの萌えキャラトキちゃん。彼女は歌う事が大好きなのですが、超音痴な声は聞くものを失神させる程です。まるでドラえもんのジャイアンのような歌唱力でしょうか。しかしジャパリカフェの店主アルパカちゃんの淹れた紅茶によって、歌唱力は少しアップしました、良かったですね。

では実際のトキはどうなのでしょうか。鳥なので音痴かどうかは分かりませんが綺麗な声なのか、生態はどうなのか、最近カラオケにも行っていないので音痴になっていないか心配なピッキュウが紹介します。

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けものフレンズで大人気:トキの生態・特徴

ペリカン目トキ科の動物で体長約70cm、体重約2kg、と日本で見るシラサギより少し大きい感じです。特徴として赤い顔に黒く長いクチバシ、後頭部辺りの飾り羽と全身白の羽根で脚は顔と同じ赤い色をしています。春から夏にかけて翼を広げた時に、裏側が薄いピンク色に変化します。これを鴇色(トキいろ)と言い、江戸時代から染料の色名にもなっていて、現代でも女性に人気の色ですよ。冬から繁殖期に入りトキの羽根は頭から背中の辺りまで黒くなります。トキは首の辺りの皮膚が黒く、繁殖時期にはその皮膚が粉状に取れます。それを水浴びでこすりつけて色を着けています。この行動は繁殖可能の合図と、卵を抱いている時の保護色の為と言われています。ちなみにトキの鳴き声はカラスの様な濁った声で、群れで鳴くとかなりうるさいです。トキちゃんも音痴ではなくダミ声なのですね。



けものフレンズで大人気:トキの主食

湿地帯や水田などにいるドジョウ、カエル、サワガニ、ミミズ、昆虫などを食べ、特にドジョウが好物で多い時には一日300gは食べます。捕食の際にはその長いクチバシで土壌に刺して獲物を探し出します。ですから土中にいるドジョウやミミズなども食べることが出来ます。トキの食に合わせたクチバシなのですね。

けものフレンズで大人気:神聖な鳥も江戸時代からは・・・

奈良時代の頃から書物にも出てきたトキ。昔は神聖な鳥とされていて現代も伊勢神宮の神宝である太刀の柄にトキの羽根が使用されています。その神聖な鳥も江戸時代には食用として、羽根は弓矢の矢羽根や工芸品の材料に使用され捕獲されてきました。また田畑を踏み潰す害鳥として駆除の対象にもなってしまいました。明治時代にはカツオ漁の疑似餌や羽根ほうき、羽根布団としても利用され次第にその数が減少していったのです。



けものフレンズで大人気:日本生まれのトキはいない

前にも述べましたが明治以降の乱獲から開発、農薬散布による餌の減少も加わり、その数はどんどん減っていき、2003年に最後の一匹が死亡しました。「キン」と名付けられたそのトキの年齢は36歳、人間でいえば100歳以上の高齢でした。これにより日本産のトキは絶滅したのです。

けものフレンズで大人気:佐渡トキ保護センター

国内では中国からのトキで繁殖を行っています。佐渡トキ保護センターという施設で人工孵化や、野生復帰ステーションといった活動内容になります。その成果もあり数は次第に増加傾向にあり、平成29年4月4日現在で飼育中の数は173羽までになりました。
今後も更なる増加を期待しています。



けものフレンズで大人気:まとめ

今回トキについて紹介してきましたがいかがでしたか。何とも可哀想な過去の経歴を持つ生き物という事が分かったと思います。そう考えると、けものフレンズでトキちゃんが歌っていた歌詞の内容が切なく感じてきます。トキちゃん、仲間は佐渡にいるよ、と教えてあげたい気分です。