その鋭い眼光で相手を見つめる(睨む?)ハシビロちゃん。しかし本人は全くその気はなくむしろみんなと仲良くなりたいのですが、恥ずかしがり屋の性格か相手をじっと凝視する感じがどうも悪い印象を与えがちです。

では実際にハシビロちゃんのモデルとなっているハシビロコウは、アニメ通りのイメージでしょうか?名前だけでは何の生き物かも分からない方もいると思います。一体どこでどんな生活を送っているのか、そんな生態を最近パソコンの画面を凝視しすぎて、若干ドライアイ気味になっているピッキュウがご紹介します。

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けものフレンズで大人気のハシビロコウ(嘴広鸛)って?

ハシビロコウはペリカン目ハシビロコウ科に属する大型の鳥類で、体長は約 1・2m、体重約5kgの大きさで、翼を広げた長さは約2・5mにもなります。特徴としては大きな頭と、後頭部辺りにある寝癖のような飾り羽根、そして名前の由来となっている嘴(くちばし)で、正面から見ると顔の大きさとほぼ同じ広さです。イギリスではshoe bill(靴のような嘴)とも言われています。

けものフレンズで大人気のハシビロコウ:まるで置物

“動かない鳥”と言われる理由は、餌となる魚や他の鳥類の警戒心を解くためと言われています。確かにその大きな体で普通の鳥のように動くと余計目立ってしまい、狩りも成功しません。そこで動かない事にしたのです。また好物である肺魚の性質に合わせた行動でもあります。肺魚はその名の通り肺呼吸する魚で、数時間に1回呼吸をしに水面に上がってきます。ハシビロコウはその呼吸しにくる肺魚を捉える為、じっと動かず待っているのです。まさに忍耐ですね。ただ捕食以外もあまり動きません。そのせいかある動物園では、口の中に苔が生えたとの報告もあり、ハシビロコウがいかに動かないかが分かります。

けものフレンズで大人気のハシビロコウ:色々な表情

少し頭を下げた状態で正面から見ると、鷹か鷲のような鋭い眼光なのですが、角度を変えて見ると印象が一変します。特に口を開けた状態の横顔を見ると、どことなく間の抜けた感じで可愛くも見え、また正面も頭が下がっていなければ意外と面白い表情なので、怖いと言うイメージもなくなりますよ。

けものフレンズで大人気のハシビロコウは絶滅危惧種

ハシビロコウはアフリカの南スーダンからザンビアにかけての湿地帯で生活しています。この湿地帯には好物の肺魚やナマズなども生息しており、彼等の食料源の宝庫でもありました。しかし、環境破壊や肺魚の稚魚を狙う外来種の存在により、その個体数が減少しています。1997年に確認された数の約半分近くまでになり、絶滅危惧種として指定されています。

けものフレンズで大人気のハシビロコウ:世界最高齢のハシビロコウ

世界中の動物園の中で、最高齢のハシビロコウが日本の伊豆シャボテン公園にいます。「ビル爺さん」の愛称で知られており年齢は推定46歳以上、人間でいえば90歳以上と世界長寿の記録を持っています。2017年で来園36周年になるビル爺さん、これからも長生きして下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ハシビロコウの生態、生活などイメージとは違った印象が見られたかと思います。興味を持たれた方、是非一度ご覧になられてはいかがでしょうか?