一見ジャガーと見間違えてしまうヒョウ。私自身ヒョウについてどんなイメージがあるかと言えば、ライオンやトラに比べると小柄でシャープな体形、美しい模様、狩りが上手、木の上にいる、という印象があります。(大阪のおばちゃんのイメージもありますが・・・)

しかし一方では獰猛なイメージもあり、人や家畜、飼い犬がヒョウに襲われたなどの報告も挙がっており、またサバンナでは危険動物として通称ビッグ5(他にライオン・サイ・ゾウ・バッファロー)の中にその名が入っています。

一体ヒョウとはどんな動物なのか、その生態は?今回はそのヒョウの普段の生活についてヒョウ柄よりもゼブラ柄が好きなピッキュウが紹介します。

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運動神経抜群!

体長は約190cm体重は約80㎏とライオンやトラに比べると小柄なヒョウですが、小柄な故に備わった能力もあります。走行速度は最大で時速60kmでチーターよりは遅いですが、ジャンプ力は6m幅を飛ぶことが可能で、3m近い高さの物でも飛び越えることが出来ます。木から木へジャンプ!と華麗に移動する映像もありました。またネコ科の中でも泳ぎが得意で、マルチな才能を持った動物です。

ヒョウは何を食べる?

主にインパラ、ヒヒ、イボイノシシなどですが、爬虫類、魚類も食べます。オオトカゲやキングコブラにも襲い掛かり、沼地にいる大型のナマズを捕食することもあります。意外と何でも食べますね。

狩りに適した模様

他の獲物にすぐ見つかってしまいそうなヒョウの模様ですが、草木の多い地帯ではその姿を隠すのに適しています。草原地帯が多いサバンナではまさにうってつけです。他の肉食動物に比べ小柄なヒョウは、草むらでは容易に姿を隠す事ができ、獲物にも気付かれずに近づき捕獲します。また待ち伏せする狩りにも長けています。
ここまで条件が揃っていれば、100%に近い確率で獲物を仕留められそうですが実際は20%と低い数字です。

木の上での食事

ヒョウは仕留めた獲物を木の上に運んで食べる習性があります。これは他の肉食獣に横取りされない為で、仕留めた獲物をその場で食べることはありません。また獲物が取れない時に備えて、木の上に獲物を保管することもします。
獲物をくわえて木を登るので、なるべく小さい方が運びやすいのですが、小柄な割に力のあるヒョウは、時には数百㎏もある動物も木の上に持っていきます。大きい獲物であれば何日にもかけて食べることも出来るので、狩りに行く必要もなくなるわけです。その点では大きい方がいいのかも知れませんね。

活動は夜間のほうが多い

やはりネコ科の性質なのか夜間に獲物を探しますが、ライオンなどの天敵がいない場合は昼間でも狩りをします。餌に困っていなければ木の上でのんびりと過ごしています。

広範囲に生息するヒョウ

ヒョウの生息域は広く、東アジアからアフリカとイエネコの次に多く生息していて、標高の高い所、寒冷地、ジャングル、湿地帯、草原地帯などその環境によって適応していく能力があります。そうやって昔から生き延びてきたのでしょう。

黒いヒョウ

全身真っ黒のクロヒョウは、元はヒョウ柄と同じ種の動物です。ではなぜ黒いのか、これも環境に適応し進化した姿で、木々が生い茂った薄暗い場所に溶け込む為にカモフラージュとして黒い色に変化していったのです。ただ元の模様も残っており光にかざして見るとヒョウ柄が薄く見えます。
多く生息するのは熱帯地方で、中でもマレー半島では生息するヒョウの半分がクロヒョウであると言われています。やはり郷に入れば郷に従えですかね。

さいごに

今回野生のヒョウについて紹介しましたが、いかがでしたか。その生態は勿論、取り巻く環境、習性など意外な一面も見受けられたと思います。ですがまだ知られていない事もあると思いますので、引き続き調べていきます。