ヒヒには人間っぽい点が多いが、機に乗じるのがうまいのもその1つだ。
 南アフリカ共和国のクルーガー国立公園で、ある対決の瞬間が撮影された。空腹のヒヒがガンの群れを不意打ちし、卵をめぐって争いになったのだ。
 食事にありつこうとしたヒヒはまず、ゆっくりと慎重にガンの群れに接近。次いで素早く行動に移り、卵の入った小さな巣を守る2羽のエジプトガンに迫った。

引用:ナショナルジオグラフィックス

休日は窓から野良猫の観察をしているだけで終わってしまう、動物ライターのカサブランカ藤本です。皆さんは、戦闘的な鳥類と聞くとどんなものを思い浮かべるでしょうか。真っ先に思いつくのは鷹でしょうか。実は、鳥界にも「用心棒」と呼ばれる戦闘的な鳥がほかにいます。エジプトガンという種類で、この動画ではマントヒヒを追い払ってしまっています。両手を広げて襲い掛かるその恰好はとても勇敢ですね。今回は、エジプトガンやエジプトガンが見られる場所について紹介していきたいと思います。

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カモ科の用心棒エジプトガン

動画で見る限りは鷹の仲間か何かと思われた方も多いのではないでしょうか。しかし、実はカモ仲間なのです。エジプト「ガン」だから鴈の仲間ですね。普通の願であれば日本でも見かけることが出来ます。このエジプトガン、とにかく縄張り意識が強いです。そして動画でもわかるようにとにかく攻撃的。縄張りに入ってきた他のカモ類を殺してしまうこともあります。カモと聞くと川にプカプカ浮かんでいるカルガモを想像します。カルガモは平和をそのまま体現しているような存在ですが、その仲間にはこんなに攻撃的な種類も存在しているのですね。

攻撃的な一面だけではないエジプトガン

ここまでエジプトガンの攻撃的なところばかりを紹介してきましたが、実は何ともほのぼのする性質を持った鳥でもあるのです。エジプトガンは一度つがいになると一生その相手を変えません。人間だってバツ1、バツ2が増えてきたというのにエジプトガンにバツのついている固体はいません。何ともうらやましい性質ですね。「オシドリ夫婦」という言葉にも出てくる「オシドリ」はつがいになっても相手を変えます。そう考えると「オシドリ夫婦」という言葉は「エジプトガン夫婦」に変えたほうが縁起が良いかもしれませんね。

エジプトガンが見られる場所

エジプトガンの生息地は、アプリカ大陸です。残念ながら日本に野生のエジプトガンは存在しません。しかし、アフリカに行かずとも国内にエジプトガンが見られる動物園は沢山ありますのでいくつか紹介しておきたいと思います。

東武動物公園

動物園と遊園地のついたテーマパーク。都心から電車で通うこともできます。沢山の動物を見たり触れ合ったりすることが出来ます。お子様連れの方は喜ばれること請け合いです!希少種であるホワイトタイガーが見ることもできますし、もちろんエジプトガンも見ることができますよ!

住所:埼玉県白岡市爪田ヶ谷425番地
入園料:大人1700円 子供 700円 シニア 1000円

長崎バイオパーク

筆者が好きな動物園ベスト3に入るほど楽しい動物園、長崎バイオパークです。バイオパークと言えば何といってもカビパラ露天風呂。カピバラが温泉に入る理由は「寒いから」なんと合理的なネズミなのでしょう。そんな最高にキュートなカピバラに会えますよ。もちろん、エジプトガンにも会えます。バイオパークのエジプトガンは隙あらば他の動物のエサも食べてしまうそうですよ。

住所:長崎県西海市西彼町中山郷2291−1
入園料 大人1,700 円 中高生1,100 円 3歳~小学生800 円