ウサギのために毎日リンゴを食べ続けていたら、胃腸の具合が良くなったライターの岡里名桜です。ウサギの食事の基本は、ペレットとチモシーです。ペレットは体重の3%を目安として、朝夕2回に分けて与えます。チモシーは、ふんだんに与えてかまいません。それ以外は、あくまで「おやつ」です。お楽しみやご褒美として使いますが、与えすぎに注意しましょう。また、ウサギ用に販売されているもの以外は、与えてよいかどうかを事前に本やネットなどで調べることが大切です。人間用のご飯やパン、菓子などを与えてはいけません。

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市販のものは安全だが糖分に注意

ペットショップでは多種多様なウサギ用おやつを販売しています。健康なウサギなら与えてかまいませんが、乾燥フルーツやクッキー風に加工したもので、炭水化物や糖分が多いものは、量に気を付けましょう。オススメは、消化を助けて毛球症の予防にもなる「乾燥パパイヤ」です。熟す前の青い実を細切りにして干したもので、見かけは切り干し大根に似ています。飲み物ではペット用のスポーツドリンク的なものがあります。梅雨から夏の食欲や体力が落ちたとき、体調が良くないとき、応急的に与えます。甘いので、日常的に水がわりに与えるのは避けてください。

野菜はアブラナ科を中心に選ぶ

ウサギといえばニンジンというイメージがありますが、意外にも好き嫌いが分かれます。キャベツや小松菜は、たいていのウサギが好みます。ブロッコリーの葉やチンゲンサイ、カブの葉も好評です。大根の葉は、あまり人気がありません。レタス類は水分が多いので、与え過ぎに注意が必要です。普通の玉のレタスより、サラダ菜やサニーレタスを好むウサギが多いようです。トマトも食べます。ただし、ヘタの部分に注意しましょう。ヘタと実の間にカビが生えていたり、小さな虫がいることがあるからです。絶対に与えてはいけない野菜は、ネギの仲間です。長ネギ、タマネギ、ニンニク、ニラなども全部ダメです。また、豆やイモなどの仲間も食べさせてはいけません。

果物の中には消化を助けるものも

果物では、リンゴが手軽です。むいた皮も、薄くスライスした中身も食べます。皮は乾燥させると、ある程度は保存できて便利です。ただし、カビや腐敗に注意しましょう。ナシも同様です。タンパク質を分解する酵素をもったパイナップルやキウイも、おやつに適しています。パイナップルも細切りにすれば、乾燥保存が可能です。イチゴやブドウも食べさせられます。イチゴを食べると、ウサギの口の周りがスプラッタになるので、驚かないようにしてくださいね。ブドウは、おなかがゆるくなることがあるので、量は少なめにしておきます。果物の中で危険なのは、アボカドです。絶対に与えないでください。

野草はアカツメクサが要注意

「うさんぽ」で公園などに行った際、そこに生えている草を食べてしまうことがあります。よくあるシロツメクサ(クローバー)は大丈夫ですが、それに似たアカツメクサ有害ですから注意しましょう。タンポポやオオバコの葉は問題ありません。その他よくわからないものは、確認できるまでは食べさせないようにしてください。また、公園では1年に2回ほど殺虫剤や農薬などを撒くことがあるので、散布の直後は避けた方が無難です。

ガーデニング好きな人は、ウサギのために何かを栽培すると、張り合いが出て楽しみが広がります。また、八百屋さんと仲良くなって、買い物しながら「ブロッコリーの葉は切り落とさないで」などと会話するのは楽しいものです。なお、同じおやつが続くとウサギは飽きるので、インターバルやローテーションを工夫しましょう。

ウサギが飼いたくなったら:ウサギ飼育入門